熊本の被災地へオマーンデーツ

2016-04-26

 
熊本の被災地の皆様には、心よりお見舞い申し上げます。

この震災のさなかにも新しい命が誕生したという喜ばしいニュースが1-2件流れましたが、偶然にもその内の一人は当クラブ会員のご家族です。http://www.asahi.com/articles/ASJ4P03VXJ4NUTIL06M.html

熊本で余震と本震の間に誕生した会員のお孫さん

熊本で余震と本震の間に誕生した会員のお孫さん

日本オマーンクラブでは熊本地震の被災地支援としてオマーンデーツ100kgを送付させていただきました。

中東のオマーンではナツメヤシの木は昔から「母なる木」と親しまれ、ヤシの葉で住まいを作り、その果実であるデーツは人々の空腹を満たしてきました。

デーツは果糖は勿論のこと、ビタミンやミネラルなど栄養価が高く、エジプトの古来から砂漠の遊牧民が水とデーツさえあれば何日も旅することができたと言われています。保存性も高く、防腐剤なしでも常温で何日でも保存出来るので、災害時のエネルギー源として適切であると考えられています。

デーツの果肉は、そのまま加熱することなく乳幼児にも与えることができるので、小さいカップとスプーンを付けて小児病院へ、また高齢者にも配布できるよう小分けにして当クラブの有志のご尽力により発送されました。

微力ながら、デーツが一人でも多くの被災者の方々の力になれば幸いです。