Message from Oman

レストラン 「ラ・メンサ ジャスミン」にて サマーパーティが開催されました

2024-09-22

8月22日の猛暑の中、日本オマーンクラブ恒例のサマーパーティが開催され、会場には多数の方々が集まりました。特別ゲストとして、Hatem Al Yaqoubi臨時大使ご夫妻をはじめ、オマーンクラブ会員とそのご家族やご友人、早稲田大学にオマーンから留学中のHunaida Al HinaiさんとAisha Al Hashimiさんも出席されました。アラビア語をスルタン・カブース大学で学んでいる日本の大学生3名も参加し、多様で沢山の方々の交流の場となりました。

                   

ジョーンズ会長のご挨拶後、久枝譲治元大使の乾杯のご発声とともにドリンクとお食事を頂きながら美味しく楽しい交流が深まります。そして、会員の石川良男さんとお仲間の音楽ユニットタロウさんによるウクレレ演奏と華麗な歌声は、会場の雰囲気をさらに和やかにし、花を咲かせました。有名なヒット曲や懐かしいミュージックは耳になじみ素晴らしい空間となりました。

皆様お待ちかねの恒例のクイズ大会では、柴田芳彰さんによる詳しい解説があり、楽しみながらオマーンと日本について多くのことを学ぶことができました。クイズの成績優秀な回答者には、オマーンの蝋燭立て、コーヒーポット、フランキンセンスや、オマーン産デーツとドライフルーツセットなども用意され、とても盛り上がりました。

         

このような素晴らしいサマーパーティを行ってくださいました遠藤名誉会長、新村事務局長をはじめ企画・準備された皆様、そして司会進行を務めて,くださった玉澤恵理さん、皆様お疲れ様でした。ありがとうございました。

(小画像はクリックすると拡大します。)

マスカット訪問  Visit to Muscat

2015-09-12

オマーン訪問記 by 中山茂    2015年9月

8月中旬10数年振りにマスカットを訪問する機会を得ました。
マスカットを訪問された事のある方はご承知の様に、湾岸諸国と異なり、黒い岩肌むき出しの一木一草生えていない様に見える山々が街の後ろに聳えています。
街を抜け東海岸に到達すると、そこは岩山がオマーン湾に落ち込み、青い海と相まって雄大な自然の風景が広がっています。
マスカット(Muscat)はSaqataと言う「落ちる、落下する、傾斜する」等の意味の単語の派生形で「落ちる所」と言う意味になります。

(写真:筆者撮影)

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(Jissa Beach方面を望む) (Qantab Beach付近)
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(オマーン評議会議事堂) (アル・ブスタン・パレスホテル近辺風景)

短い滞在でもありましたので、昔良く利用したアル・ブスタン・パレス ア・リッツカールトン・ホテルに滞在致しました。以前はシェラトン・グループが運営していましたが、3年ほど前に変わったとの事です。このホテルはオマーンで初めて開くアラブ・サミットの為に1988年に迎賓館を兼ねて建設されました。今でも、最上階には一般客は入る事が出来ず、国賓待遇の方々の宿泊所として利用されています。吹き抜けのロビーは装飾の素晴らしさを含め訪問者を驚かせます。

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(海に面したプール側からのホテル正面) (緑に囲まれたホテル遠景)
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(ホテルへ向かう道路) (ホテルロビー)
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(プライベート・ビーチ西を望む) (プライベート・ビーチ東を望む)
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(べランダからの風景) (海岸からのホテル全景)

アル・ブスタン・パレスホテルから東に両側を岩山に囲まれた道路を行くと、その先にJissa、Qantabと言う小さな漁村が昔ありましたが、近年開発が進み大型ホテルが開業しているのに目を見張りました。

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(シャングリ・ラ バールアルジッサ リゾート&SPA)
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(同上) (開発が進むレジャー・ボート用桟橋)

湾岸諸国の高層ビルの林立と比較してマスカットは比較的低層ビルで落ち着いた雰囲気が保たれており、近代化を推し進めながらも、昔の情緒を残す姿勢は遊牧民とは異なる一味違った海洋民族の性でしょうか。

ホテルから近くにあるオマーン評議会議事堂への散歩の途中に見つけた街灯の柱に下記のマークがありましたので参考に供します。中に書かれているアラビア文字ですが、上部ハンジャル(オマーンのロゴ)の左側に OMAN 右側は SULTANATE、下部には MUSCAT MUNICIPALITY とかかれています。

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訪問1日目の夜、マスカットで40年に亘り営業を続ける日本人の憩いの場所「東京太呂」さんを久し振りに訪問。経営者の中戸川さんと再会し、私が90-93年に駐在していた当時の懐かしい思い出を時の経つのを忘れて語り合いました。店内にあった「サラーム」のコピーを見て、当時と変わらぬデザインに感激し思わず涙が出そうになりました。

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(当時と変わらぬ東京太呂入口)

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(東京太呂が入っているアル・ファラジ・ホテル屋上からのRuwiの街並み)

短い滞在ではありましたが、起伏に富み、山と海を持つオマーンの自然は日本人にとって心和む風景であり、マスカットはいつまでも私の大切な思い出の場所です。

一部しかご紹介出来ませんが、懐かしいマスカット訪問でアラビア語を離れて「閑話」とさせて頂きました。

以上

日本オマーンクラブ創立5周年に際して 5th Anniversary of the Japan Oman Club

2014-05-13

Sheikh Mohammed bin Saud Bahwan
Chairman of the Board
Oman- Japan Friendship Association

It is my great pleasure to extend my heartfelt congratulations on the occasion of 5th anniversary of the establishment of the Japan-Oman Club.

I have been aware that the Club, a grass-roots organization consisting of Japanese who love Oman, has been engaged in a wide range of activities to further deepen Japanese understanding of Oman and promoting friendship between the peoples of Japan and Oman, for which I would like to express my sincere respect.

On a personal note, I am glad that I could inspire Prof. Haruo Endo, president of the club, to write and to publish an English book entitled “Oman and Japan” and I am happy to know it has contributed to the  deepening  understanding and relationship between the two countries.

I sincerely hope the club will prosper and continue to contribute to develop a strong bond in the years to come.

日本オマーンクラブ会員の皆様へ

日本オマーンクラブ創立5周年に際し、心よりお祝い申し上げます。

オマーン好きの日本人を会員とする草の根団体でありますこのクラブが日本人の方々の

オマーン理解を深め、日本とオマーンの友好を促進するためにさまざまな活動をされてきたことを存じ上げており、これに対して、深く敬意を表します。

 個人的なことになりますが、私はクラブの遠藤晴男会長に「日本とオマーン」という英語の本を書いて出版するよう薦めこれが実現したこと、またこの本が両国関係の理解を深めるのに貢献していることをうれしく思っております。

 今後ともクラブが繁栄し、この強い絆を将来に亘って発展させることを心より希望いたします。

 

オマーン日本友好協会

  モハメッド・サウード・バフワン会長

 

ムスラヒ大使よりメッセージ

2013-07-05

Message to the Japan Oman Club

His Excellency Mr. Khalid Al Muslahi, Ambassador of the Sultanate of Oman

  ムスラヒ大使

I would like to express my heartfelt congratulations on the launching of the Oman Japan Club Homepage, and also would like to extend my sincere appreciation to the Club for its excellent activities to introduce Oman to the friendly Japanese people, and for its cooperation and support to the Embassy and Omani students.

Oman is the closest Arab country to Japan, not only geographically but also in the warmth of the friendly relations between our peoples. The year of 2012 marked the 40th Anniversary of the Establishment of Diplomatic Relations between Japan and the Sultanate of Oman; however, the relationship between our two nations is the oldest in the Middle East and goes back to 400 years.

Since its establishment three years ago, the Japan Oman Club has performed a wide range of activities for its members, and its membership base has been growing in numbers and diversity. Every time I meet with the Club’s member, it always makes me very happy, simply because I can easily feel their warmhearted affection to my country.

I am confident that the Japan Oman Club holds a great deal for the closer bonds of friendship between Oman and Japan, and will prosper to new levels for the mutual benefit of the peoples of Oman and Japan in the days to come.

 

 

日本オマーンクラブ会員の皆様へ

日本オマーンクラブ公式ホームページの開設に心よりお祝い申し上げます。同時に貴クラブが友好的な日本国民にオマーン紹介をするなど様々な素晴らしい活動を行い、また駐日大使館並びにオマーン人留学生にご協力・ご支援くださっていることにも心からお礼を申し上げます。

オマーンは地理的のみならず両国民の友好関係の面からも日本に一番近いアラブの国でもあります。2012年は日本オマーン外交樹立40周年記念の年でありましたが、両国の関係は中東で最も古く400年も遡ります。

3年前に設立されて以来日本オマーンクラブは会員に対し広範な活動を行ってこられ、会員数や会員の分野も広がってきています。貴クラブの会員にお会いするたびに私は嬉しくなりますが、それは私の母国に対する皆さんの温かい愛情を感じるからです。

日本オマーンクラブがオマーンと日本の友好の絆の深化に大いに貢献し、この先もオマーン・日本両国民が相互に恩恵を受けるよう新たな段階へと繁栄していくものと私は確信しております。

オマーン・スルタン国大使

ハリッド アルムスラヒ