2026年大使館祝賀感謝会 

2026-03-07

2月26日(木)にオマーン大使館で、大使館祝賀感謝会が開催されました。本年は断食月(ラマダン)での開催のため、イフタール(断食月で日没後に初めて摂る食事)形式で行われました。

             

新村事務局長による司会進行の下、冒頭、ジョーンズ享子会長による開会のご挨拶では、モハメッド・アル・ブサイディ大使と大使館職員の方々のオマーンクラブに対する数年に亘るご支援への感謝と皆様のご紹介があり、次いで、遠藤晴男名誉会長と岩城淳子理事より大使ご夫妻に、また会員から大使館員の皆様に、九谷焼や金沢の金箔入りコーヒーの贈り物が贈呈されました。

          

その後、ブサイディ大使から歓迎とクラブへの感謝のご挨拶を頂きました。大使の奥様は生後間もない赤ちゃんのお世話でやむなくご欠席でしたが、大使自らラマダンについてご説明され、またオマーンの歴史などをご紹介されました。

ラマダンは、世界中のムスリムが日の出から日没まで断食を行う神聖な期間で、恵まれない人々への共感や、神様への感謝や意識の強化、体も心も浄化する機会なのだと教えて頂きました。健康的には、食を断つことで体に回復する機会を与え、体全体のエネルギーを高めることができるとのことでした。また、ラマダン中は特に他人の悪口を言わないよう気を付ける、それらは他人から強制されるものでなく、自分で律するものであるとのイスラムの教えを学びました。何らかの事情で断食ができない時には、他者をもてなし喜捨をすることでよいということも、日本人にも通じる寛容な教えのように感じました。

       

オマーンはアラブ世界では最古の独立国家であり、18世紀にはアフリカ大陸東岸まで広がる帝国で、その影響力は現在のイランやパキスタンまで及んでいたこと、1833年にアメリカと友好通商条約が締結されたことなどについて、日本語のスライドをご用意して下さったことで理解が深まりました。

またオマーンの5大世界遺産では、バハラ城塞、バットやアルアインの考古遺跡、乳香の大地ドファール地方、カルハットの古代都市、アフラジュ灌漑システムを、美しい風景のスライドと共にご説明頂き、訪れてみたいと夢が膨らみます。

日没後、大使やムスリムの方々は礼拝のため暫し中座されましたが、その後デーツのお菓子とラバン(ヨーグルト風の飲み物)が運ばれ、イフタールが始まりました。

           

シェフ心尽くしのアラブ料理の数々、フムスやムタッバル、サンブーサやファラーフェル(ひよこ豆のコロッケ)魚の揚げ物やショルバ(豆のスープ)等など、お料理はどれも美味しく、私達も皆イフタールを堪能させて頂きました。

会員同士久しぶりにお会いする方々、初めてお会いする方々とも、楽しくお話しが弾み、親睦を深めることができました。デザートのクナーファやマハラビーヤ(ミルクプリン)、そして会員の小林様からご寄付頂いた沢山の新鮮なイチゴも、オマーンコーヒーと共に味わい深かったです。

大使の特別のご配慮で時間を少し延長頂き、閉めには遠藤名誉会長より閉会のお言葉を頂き、楽しい会はお開きとなりました。ラマダンの精神のように、感謝と分かち合いに満ちた貴重な時間を過ごさせて頂きました。

大使をはじめ館員の皆様、ご準備頂きました幹事の皆様、お集り頂きました会員の皆様方に、心より感謝申し上げます。