NHKTV番組グレートネイチャー オマーンの制作の裏話を聴く会

2016-06-07

2016年6月2日(木)夜、大崎にある創作家庭料理の店「楽」で4月25日(月)にNHKプレミアムで放映された「体感!グレートネイチャー‟アラビア神秘なる黄金の大地 オマーン”」制作の裏話を聴く会が開かれました。参集者は、会員17人と制作した海工房からの3名を加えた20名。

この会の開催をお世話いただいた岡部聰会員の司会で始まり、最初に海工房の門田修社長から「なぜオマーンだったのか」について、NHKのテーマが「グレートネイチャー」、海洋地殻が陸上に乗り上げているオマーンの特異な景観が決め手になったという話が紹介されました。

次いで、松本正平デレクターから、オマーンには海洋地殻という絶景ポイントがあった、砂漠の映像には文化的な色取りを加味した、つまりベドウインを登場させた、さらに洞窟への降下の安全対策やエンデイングの映像のプロとしての工夫等などが報告されました。撮影中オマーンの人の温かさやガイドが自宅の食事に招いてくれたオマーン人のホスピタリテイには感動したなどの報告もあり、番組理解のみならず会員一同のオマーン理解もいっそう深めることができました。

その後は、門田社長、松本デレクター、現地撮影に同行した宮澤京子さんに各テーブルの会員たちの中に入っていただき、さらに質疑応答を重ねました。

くつろいだ雰囲気の中での会は大いに盛り上がり、1時間近くも予定時間をオーバーして9時過ぎに終了し、参加者は満足して帰路につきました。