イベント情報
2016年度の総会開催 Club’s General Meeting held at the Omani Embassy
2016年4月20日、日本オマーンクラブの2016度の総会が多数会員の出席の下、東京広尾のオマーン大使館で開催されました。
- 総司会の石崎氏
- 会場の様子
- 遠藤会長による開会の辞
- ムスラヒ大使ご挨拶
- 諸報告するジョーンズ事務局長
- 新役員
- 新旧役員交代
- 質疑応答
総会は滞りなく進行し各議題承認後、緊急動議として熊本地震被災者に対し日本オマーンクラブとしてオマーンデーツを送る議案が討議され、賛成多数で決議されました。デーツは既に発送されています。
また、総会の席上ムスラヒ大使より、昨年度日本オマーンクラブが出版した日本留学ハンドブック Japan Basics のアラビア語版が出版されたことが紹介され、同時に日本オマーンクラブの活動、特にオマーン人留学生に関するクラブの支援に対して感謝の意を示されました。クラブの活動ぶりは他のアラブ諸国大使館の関心もよんでいるそうです。
総会に引き続き「健康と薬・薬局事情」と題し、臼井タミ様による講演会があり普段ではなかなか知ることのできない数々のご助言がありました。
薬剤の専門家として臼井タミ様は、「基本的な食事・睡眠・運動」を大切にし、素朴な疑問をもち、できるだけストレスを貯めないようにし、薬を飲まず、名医と迷医の区別をしっかりとつけることなどが健康を維持するのに重要であると結ばれました。
講演会後はオマーンコーヒーとデーツやクッキーでの懇親会があり、各会員が親交を深めました。
春のアラブ料理教室が開催されました
桜の開花宣言もされ、春の訪れを感じる3月23日、東京広尾のオマーン大使館でアビール夫人によるアラブ料理教室が開催されました。 約30名の参加者は、乳香の香りが立ち込める豪華な応接室にて、オマーンを紹介するビデオを2本観賞しました。
ビデオではまるで砂漠の国とは思えぬオアシスが展開され、中東=砂漠しかないというイメージを払拭するとても魅力的な自然豊かなオマーンが見られ、一部では感嘆の声も聞かれました。2本のビデオ鑑賞後、大使夫人のご挨拶があり早速キッチンへ移動します。
キッチンでは、シェフのナジさんを囲み、まずは茄子のムサカの説明から始まりました。大きな米茄子を使い、ナジさんの流暢な日本語でお料理が展開されていきます。たっぷりのオリーブオイルで茄子を炒め、にんにくをつぶした時の香ばしい香りがキッチンに漂い、参加者の期待が膨らみます。材料はすべて日本のスーパーで購入できるものばかりゆえ家に帰ってすぐに作れます。
もう一つはカシューナッツのバクラワというパイ生地を使ったデザートです。大使夫人から、ピーナッツやピスタチオでも代わりになります、というアドバイスが。ギーというバターを使ったり、シロップにはオマーン産のローズウォーターが入ったり、中東のデザートならではの特徴が!出来上がったバクラワがオーブンから出てくると、思わず「わぁー」という歓声が漏れました。
本来ならば招待客のみが使えるゲスト用のテーブルにて、セルフサービスで各自それぞれが思い思いの場所に座り、楽しく歓談しながら昼食をいただきました。美味しさのあまりムサカをお代わりする方も多数いました。そして初めてオマニコーヒーを飲む参加者もいて、スイーツとの絶妙な味のバランスにオマニコーヒーをお代わりする姿もちらほら。
最後に大使夫人による乳香の焚き方の実演がありました。白っぽい乳香であれば、口の中でガムのように噛むと、口の中の細菌に作用しさっぱりするとのこと。みな乳香をいただき、ガムのように噛んでみました。
楽しい時間はあっという間で、最後の集合写真の時には、参加者全員で、「オマーニー」と声を出して笑顔で集合写真に納まりました。
人間とチンパンジーについての講演会が開催されました
2016年3月3日に東京広尾のオマーン大使館で、オマーンクラブ会員で東京大学教授・長谷川寿一先生をお迎えし講演会が開かれました。昨年に引き続き2016年も多才な当クラブの会員が講演会講師を務められます。
「ヒトとチンパンジーの間:チンパンジーを鏡として人間とは何かを考える」と題された先生のご講演では、冒頭に2年間もの間マラリヤその他の病気と闘いつつ日々洗面器一杯の水で生活され、野生のチンパンジーをご夫婦で観察されたアフリカのタンガニーカ湖とオマーン帝国が東アフリカで経営したタンガニーカ(現タンザニア)を含むザンジバル王国が紹介されました。
チンパンジーから進化した人間とチンパンジーのDNAの違いはわずか1.2%であるという事実やチンパンジーの持つ「瞬間的記憶力」のビデオでは誰もが「目からうろこ」を経験したひと時でした。またチンパンジーと人間の違いでは脳の大きさ、社会性(オスとメス・オス同士の関係)や繁殖年齢やその期間、食料の種類・確保、特に人間間のみに存在する「協力」や「知識の伝達」などが説明されました。
- 長谷川教授
- 家のすぐ外にはチンパンジーが
- 会場の様子
二足歩行を始めた人間が自らの環境を自らの手で改変してきましたが、現在に至る地球環境の変化にどう対処するかなど、「我々はどこから来たのか、我々は何者か、我々はどこへ行くのか」(ゴーギャン)が私達現代人のひとり一人が深く考えるべき命題であることを強調され終了しました。
オマーン大使館で祝賀感謝会開催 Annual Celebration/Appreciation Luncheon at the Omani Embassy
2016年2月4日、日本オマーンクラブ恒例となった祝賀感謝会が東京広尾のオマーン大使館で開催されました。これは2008年2月8日にムスラヒ大使が駐日大使として天皇陛下に信奉状を奉呈された日を記念してお祝いし、同時に日頃お世話になっている大使館スタッフの皆様に感謝の意を表する目的で毎年2月にオマーンクラブが開催している行事です。今年は総勢60数名が出席しました。
日本オマーンクラブを代表して金川理事より大使ご夫妻と大使館員へのご挨拶の後、大使より祝賀感謝会と日頃の日オ友好活動に対してのお礼が述べられました。また、大使ご夫妻と大使館員にはスルタンカブース在位45周年記念のロゴとオマーンクラブロゴ入りのマグが贈呈されました。その後大使館シェフのナジールさんのアラビア料理をいただきながら、会員と大使館員が親交を深めました。
- 記念品を大使御夫妻へ贈呈
- 記念品のマグカップ
- 館員の方々と歓談
- フムスやサモアなどのアラビア料理
- 綺麗に盛り付けされたフムス
最後に出席者全員で記念撮影し、石崎理事の音頭でこれもオマーンクラブ恒例の「さざ波五本締め」で閉会となりました。
謹賀新年 New Year Greetings
新年あけましておめでとうございます。
皆様におかれましては、
迎えられたこととお慶び申し上げます。
日本オマーンクラブは今年で6年目の正月を迎えます。
2016年も昨年と同じ「Discover More: About Us and Oman」を
スローガンに活動して参りたいと思います。
200人
みなさまには出来る限りクラブ行事にご参加
遠藤 晴男
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