イベント情報
人間とチンパンジーについての講演会が開催されました
2016年3月3日に東京広尾のオマーン大使館で、オマーンクラブ会員で東京大学教授・長谷川寿一先生をお迎えし講演会が開かれました。昨年に引き続き2016年も多才な当クラブの会員が講演会講師を務められます。
「ヒトとチンパンジーの間:チンパンジーを鏡として人間とは何かを考える」と題された先生のご講演では、冒頭に2年間もの間マラリヤその他の病気と闘いつつ日々洗面器一杯の水で生活され、野生のチンパンジーをご夫婦で観察されたアフリカのタンガニーカ湖とオマーン帝国が東アフリカで経営したタンガニーカ(現タンザニア)を含むザンジバル王国が紹介されました。
チンパンジーから進化した人間とチンパンジーのDNAの違いはわずか1.2%であるという事実やチンパンジーの持つ「瞬間的記憶力」のビデオでは誰もが「目からうろこ」を経験したひと時でした。またチンパンジーと人間の違いでは脳の大きさ、社会性(オスとメス・オス同士の関係)や繁殖年齢やその期間、食料の種類・確保、特に人間間のみに存在する「協力」や「知識の伝達」などが説明されました。
- 長谷川教授
- 家のすぐ外にはチンパンジーが
- 会場の様子
二足歩行を始めた人間が自らの環境を自らの手で改変してきましたが、現在に至る地球環境の変化にどう対処するかなど、「我々はどこから来たのか、我々は何者か、我々はどこへ行くのか」(ゴーギャン)が私達現代人のひとり一人が深く考えるべき命題であることを強調され終了しました。
オマーン大使館で祝賀感謝会開催 Annual Celebration/Appreciation Luncheon at the Omani Embassy
2016年2月4日、日本オマーンクラブ恒例となった祝賀感謝会が東京広尾のオマーン大使館で開催されました。これは2008年2月8日にムスラヒ大使が駐日大使として天皇陛下に信奉状を奉呈された日を記念してお祝いし、同時に日頃お世話になっている大使館スタッフの皆様に感謝の意を表する目的で毎年2月にオマーンクラブが開催している行事です。今年は総勢60数名が出席しました。
日本オマーンクラブを代表して金川理事より大使ご夫妻と大使館員へのご挨拶の後、大使より祝賀感謝会と日頃の日オ友好活動に対してのお礼が述べられました。また、大使ご夫妻と大使館員にはスルタンカブース在位45周年記念のロゴとオマーンクラブロゴ入りのマグが贈呈されました。その後大使館シェフのナジールさんのアラビア料理をいただきながら、会員と大使館員が親交を深めました。
- 記念品を大使御夫妻へ贈呈
- 記念品のマグカップ
- 館員の方々と歓談
- フムスやサモアなどのアラビア料理
- 綺麗に盛り付けされたフムス
最後に出席者全員で記念撮影し、石崎理事の音頭でこれもオマーンクラブ恒例の「さざ波五本締め」で閉会となりました。
謹賀新年 New Year Greetings
新年あけましておめでとうございます。
皆様におかれましては、
迎えられたこととお慶び申し上げます。
日本オマーンクラブは今年で6年目の正月を迎えます。
2016年も昨年と同じ「Discover More: About Us and Oman」を
スローガンに活動して参りたいと思います。
200人
みなさまには出来る限りクラブ行事にご参加
遠藤 晴男
お好み焼き忘年会が開催されました
2015年も早くも師走。12 月4 日、東京木場のオタフクソース(株)さんで「お好み焼き忘年会」が開催され、30 人以上の会員が参加しました。窓からはスカイツリーが正面に見える6階の明るい会場で、デーツ入り紅白なますに始まり、大きな鉄板の前でプロのお好み焼きシェフが作る数種類の焼きたてのお好み焼きや広島焼などを堪能しました。
また、「オタフクソースの独特のうまみやコク深い甘みを求め研究した結果、たどり着いたのがデーツであった」とオタフクソースとデーツの出逢いのルーツの説明もあり、オマーンデーツの話に花を咲かせたテーブルもあったようです。お好み焼きをいただきつつ会員同士の親睦も深め、とても楽しい時間でした。
会場と美味しいお好み焼き、その上お土産までご提供下さいましたオタフクソース(株)さんにはこの場をお借りして心より御礼を申し上げます。
日本・オマーン学生交流会が開催されました Japan Oman Student Exchange Meeting Held in Tokyo
11月20日・21日の二日間、日本オマーンクラブ主催でインターカレッジの学生団体、日本中東学生会議が中心となり日本GCC学生協会とともに、日オ学生交流会が開催されました。今年は、オマーン人留学生9名、日本人学生や学生OBなど9名が参加、オマーンクラブからも6名がオブザーバーとして参加しました。この交流会はオマーン人留学生にとっては、普段は関西など遠方に住む学生も含めて東京で一堂に会する貴重な機会です。
1日目、学生達はオマーン建国記念祝賀会に出席し、その後民族衣装のまま祝賀会から東京駅に向かいました。東京駅では江藤駅長を表敬訪問。駅の歴史を教えていただき、普段は入れない貴賓室等を見学しました。
その晩、日オ学生は交流会の会場となる東京中野坂上の成願寺に合宿し、翌日は交流会が行われました。各グループ数名づつ3グループに分かれ、アイスブレーキングの後、日本人学生による日本の教育についてのプレゼンテーションを基にオマーンとの違いを踏まえてグループディスカッションを行いました。その後の各グループの発表では「オマーンにもモンスターペアレンツはいる」など、時には笑いが起こるシーンもあり、和やかな雰囲気の中、それぞれの意見を交換しました。
ディスカッション後に日本文化の紹介として行われた沖縄空手道剛柔流の演舞には、皆息をのみ、また日オ両学生が、実際にいくつかの型を体験。この流派は、沖縄の古武道に福建省の武道が影響を与えた空手の原型だそうです。普段競技で見る空手とは異なる実践的なもので、日本人にとっても興味深いものでした。
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交流会終了後学生達はトルコ料理店で昼食を共にし、無事2日間の日程を終えました。
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