ラマダン

2013-07-12

イスラム教徒は6つの信条を信じ、
5つの義務を行うことが求められています。
その5行の一つが断食(サウム)です。
この断食を行うあるラマダン月がオマーンでは
7月10日から始まりました。

この期間中、ムスリム教徒は日の出から日没まで
飲食・喫煙などを絶ちます。
日本の大相撲の十両で活躍するエジプト出身の
「大砂嵐」も日中飲食をせずに相撲をとることになります。

勤務時間も短縮されますが、オマーンでは、
日曜日から木曜日まで(金・土が休日)、
役所は勤務時間が9時~14時までになります。
民間も週30時間(8時~14時)となります。

ラマダン月は聖なる月なので、祝辞を送るのが常です。
みなさんもオマーン人のお友達に
「Ramadan karim. I wish you good health and happiness」
等のメッセージを送られたらいかがですか。喜ばれます。

なお、日没後の食事(IFTAR)は通常よりは
ご馳走が並び、親族・友人などに振舞われます。
また、夜になって人が街に繰り出すので、
ショッピングモールやレストラン、
商店なども夜遅くまで賑わいます。